太陽光発電事業者

アメリカの株式市場で上場している太陽光発電事業者の中で最高の株価を誇っているのがファーストソーラーなのですが、2006年に28ドルで上場してからというもの、株価は急騰して翌年には300ドルを超えたという実績を持っています。

その後は、サブプライム問題や太陽光関連の急騰に対する警戒心もあって値を下げざるを得なかったのですが、2008年に入ってからは他社が伸び悩んでいる中で急回復をみせ、300ドル前後で推移し、リーマンブラザースで80ドル台まで下落しましたが、150ドルまで戻していることから、米国No1の太陽光発電会社であると言えるでしょう。

同社はカドテルを利用した太陽電池の開発にも成功しており、軍関連研究機関と技術者とともに民間に伝わったもので、早い段階で低コスト生産の可能性が認識されていたようですが、実のところ日本でも研究が進んでいました。

松下グループが開発を進めていまして、そのポテンシャルを見出してはいたのですが、カドミウムを原材料として使うことに躊躇いがあり、商業化に踏み切れずにいたいのですが、逆にファーストソーラーは、カドテルのポテンシャルを利用して実用化させ、更には環境リスクの懸念に関してパネルの表面に特殊加工を施し、割れたとしても表面に出にくい新しい製造方法を採用しています。

また、マーケティングにおいてもアイディアが凝らされていて、販売先としては発電所(メガソーラー)運営事業者、産業や農業事業者向けの資産活用に絞っています。